マニフェストについて
マニフェスト(産業廃棄物管理票)とは、産業廃棄物の処理の流れを把握するための管理票のことで、産業廃棄物の名称や数量、運搬業者名等が記載されます。
今現在、『産業廃棄物の処理及び清掃に関する法律』(廃棄物処理法)で義務付けされているマニフェストシステムが、初めて法律に登場したのは1991年、廃棄物処理法の改正の時でした。
廃棄物問題の深刻化に対処すべく導入された「特別管理廃棄物制度」により、廃油や有害物質等の特別産業廃棄物にマニフェストが義務付けられる事となりました。
その後、廃棄物問題がさらに深刻化し、1997年に再び法改正が行われました。
そして1998年12月、すべての産業廃棄物の処理にマニフェストが義務付けられることになったのです。
2001年、再び廃棄物処理法が改正され、排出事業者に最終処分終了の確認迄が義務付けられることになりました。
それにより平成13年4月より、この改正法に対応した新しいマニフェストを使用することが必要となります。
マニフェストシステムとは
排出事業者が発行したマニフェストを、収集・運搬業者、処分業者に交付し、産業廃棄物を常に把握・管理しながら処理していくシステムの事を言います。