いろいろなマーク
リサイクルに関するたくさんのマークがあります。
その中でも日本で使われる主なものを紹介します。
- グリーンマーク
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『財団法人古紙再生促進センター』の認定マークです。
古紙を再利用した商品につけられ、自然保護、緑化推進を目的としています。
マークを集めると、苗木などと交換してもらえます。
- プラスチック製容器包装識別マーク
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プラスチック製の容器や包装につけられます。
ただし、飲料用、しょうゆ用ペットボトルは除かれます。
- プラスチック樹脂材質識別マーク
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飲料用ペットボトルなどでおなじみのマーク。番号は1~7まであります。
- 1、ポリエチレンテレフタレート (ペットボトル・ビデオテープなど)
- 2、高密度ポリエチレン (バケツ・灯油缶など)
- 3、ポリ塩化ビニール (卵パック・ホースなど)
- 4、低密度ポリエチレン (ラップ・ポリ袋など)
- 5、ポリプロピレン (食品容器・フィルムなど)
- 6、ポリスチレン (トレー・植木鉢など)
- 7、その他のプラスチック
- petボトルリサイクル推奨マーク
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『petボトルリサイクル推進協議会』の認定マークです。
petボトルをリサイクルした再生製品についています。
- 紙製容器包装識別マーク
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紙製の容器や包装につけられます。
ただし、段ボールやアルミニウムを使用しているものは除きます。
- アールマーク
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『ごみ減量化推進国民会議』の認定マークです。
古紙の配合率を表しています。左図は古紙配合率100%のマークです。
紙の白さの程度(白色度)を表示する場合もあります。
- 牛乳パック再利用マーク
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『全国牛乳パックの再利用を考える連絡会』の認定マークです。
回収された牛乳パックの再生製品で、一定の品質を満たした製品につけられます。
- 国際エネルギースタープログラムマーク
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米国の環境保護庁と、日本の通商産業省の相互承認のもとに実施されているオフィス機器の省エネルギー基準をクリアした製品につけられます。
…あまり、リサイクルとは関係ないですが、地球環境上では関係ありです。
- ツリーフリーマーク
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『財団法人日本環境財団』の認定マークです。
バガスやケナフなどを配合した非木材紙(ツリーフリーペーパー)であることを証明し、売上の1%は緑化活動に役立てられます。
- 非木材紙マーク
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『非木材紙普及協会』の認定マークです。
ケナフなどの非木材を原料とした、非木材紙の利用の促進を目的としています。
- リサイクル推進シンボルマーク
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『リサイクル推進協議会』のシンボルマークです。
リサイクルに対する国民意識を高め、リサイクル運動を広く展開していくためのシンボルマークです。
- 材質識別マーク
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『再生資源利用促進法』により、電池の分別収集が正しく行われるように材質を識別するためのマーク。
電池回収ボックスを設置しているお店にも表示されています。
- 統一美化マーク
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『社団法人食品容器環境美化協会』の制定したマークです。
「ポイ捨て防止マーク」などの愛称で広く知られており、飲料容器の散乱防止、リサイクルの促進を目的としています。
ここで揚げた他にも、リサイクルに関するマークはまだまだあります。
これらのマークを知ることも、リサイクルの確かな一歩です。
皆さんもリサイクルへの道しるべ、探してみませんか?